フリーランスで営業(仕事の獲得)ってどうしたらいいの?に真剣に答えてみた。

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こんにちは、カッシーです。

僕としてはクリエイター系の方々には営業よりもマーケティングを学んで欲しいところですが、
実際にフリーランスになるにあたってどう営業したらいいのか?
この質問は本当に沢山の方から相談を受けるので僕なりに解説していきたいと思います。

※Webデザイナーを中心としたお話です。

1.最低限して欲しい下準備編

まずは最低限準備してほしいことです。
というのもいきなり営業に行っても相手の信頼を得るための
素材が無ければ無駄な時間を過ごすだけになります。

相手に「仕事を発注したいな」と思ってもらえるだけの準備は必要です。

ただしひとつ勘違いして欲しくないのは
この時クリエイター系の多くは
「スゴいポートフォリオサイト」を作ろうとしますがちょっと待って下さい!

技術に自信がある方ならいいのですが、
技術の高さを理解できるのは同業種だけなので
この辺はちゃんとターゲットを誰に向けてなのかを理解した上で考えることが大切です。

ゴテゴテのjQueryなサイトよりも
もしかしたらシンプルなランディングページみたいな方がクリエイター系じゃない人にはいいかもしれません。

大事なことはポートフォリオの技術的な質ではなく
何が出来るか、何をしたいかがキチンと”伝わる”ことが大事です。

1-1.自分が何を出来るのかを明確にする

僕はよく「USP」を明確にしろといいます。
USP」とはマーケティング用語で「Unique Selling Proposition」といい、
他には無い独自の価値を明確にして伝えることです。

「Webサイトを作れる」ならば

・マーケティングを意識したデザインよりも効果を意識したWebサイトが作れます。
・○○業界に精通してそのターゲットを理解したWebサイトが作れます。
・短時間でスマホ対応のWebサイトを作れます。
・大阪市内であれば出向して一緒にやりとりしながらWebサイト作れます。

など色々な言い方ができるわけです。
必ずしも相手にとって技術力だけが選ぶ理由とは限りません。

「私はWebデザイナーです。」と伝えてもそれに対してちゃんとした知識がないと、なんでもできる人だと勘違いされます。

医者と一言でいっても整形外科、内科など色々な種類があるように
何に特化した知識・スキルを持っているのかちゃんと明確にしておかないと
互いにとって後から意思疎通が面倒だったりもする。
本当に自分を必要としている人から仕事を受けたいと思うのであれば
自分の「USP」を明確にして伝えることはとても大事なことです。

そのためにもしっかり自分のことを整理してください。

1-2.それをWEBサイトや名刺などに明記し共有する

自分のことを整理することができたならば、
次はそれを伝えるためにツール化することが必要です。

Webサイトや名刺など人に伝わる場所に記載しましょう。

プロフィールや事業内容などは客観的な評価をもらうために
色々な人に見せて感想を聞いたりしましょう。

クラウドソーシングなどでもプロフィールをしっかり書いてるほうが誠実さが仕事が来やすい。

商品を買う購買心理と同じですが
クライアントは基本自分はここに発注していいのかと
自分を説得するため、上司を説得するための情報が欲しいのです。

1-3.いくらぐらいの金額を稼ぎたいかを明確にする

仕事の依頼が来ても安心してはいけません。
実際稼ぎたい金額を明確にしておかないと仕事はたくさん来てるけど
やってもやっても余裕が無い。なんてことに陥るフリーランスは多い。

・具体的に月にいくら稼ぎたいのか?
・実際に受ける仕事は理想とどれぐらいギャップがあるのか?
・自分の時給はいくらになるのか?

こういったことを論理的に考えておかなければ
立場が弱い受託という形のフリーランスをされる方は
仕事を選ぶことができず振り回される状況に陥ります。

当然時給1,000円にも満たず、家で仕事はしているけど時間は一切ない。
将来に繋がる積み重ねがあるならまだ我慢できるかもしれませんが
誰にでもとって変われる安いIT土方みたいな作業しかせず実績としても外に出せない。
そういった仕事に時間を奪われてるなら今一度なぜフリーランスになろうとしたのか初心に帰る必要があります。

2.おでかけ編

さて、自分中で整理できたところでいよいよ外に出ていきます。
営業というと売り込みって感覚が強いですが、
あなたがすべきことは

「売り込み」

することではなく、まずは

「自分に興味を持つ人」

を探すことです。
営業=売り込み って考えるよりも、
営業=仕事を貰える可能性を1%でも作る。と考えるほうが良いでしょう。

よく会社に営業に来る野菜や果物、コピー機、ウォーターサーバ、保険などの営業を見て大変だと思いませんか?
こっちは興味ないのにどれだけ食い下がってくるのか・・・

この手の営業は飽和状態な市場でサービスを売る必要があるため
あのような人海戦術的な営業しかないのです。

しかし、フリーランスを目指すあなたがすべきことは
まずは自分の話を聞きたい、興味を持ってくれる人と出会うことです。

そのための可能性があることをお伝えしていきます!

2-1.同業種のフリーランス

まずは同じようにフリーランスで仕事を受けている人を探しましょう。
というかむしろフリーランスを目指す上で相談したり勉強会や仕事で出会ったフリーランスが必ずいるはずです。

特に人気のあるフリーランスの方には仕事が集中します。
そんな方が受けられない仕事を受けるだけのスキルが
もしあるなら仕事をもらえるチャンスの一つ。普段から意思疎通しておきましょう!

当然フリーランス価格からの外注となると金額は安いかもしれませんが
自分より仕事ができる人はどのように仕事をしているのか、
そのノウハウを学ぶことができるので金額の安さは自己投資と考えましょう。
また、スキルが高い人であればその人のノウハウを学ぶこともできます。

2-2.求人広告を出している会社

いよいよアポととって売り込みましょう。
求人広告を出している会社は手が足りていないというため求人を出しています。
しかもどんなスキルの人が欲しいかスキルセットなども情報があるため
自分が役に立てるかどうか判断がつきやすい。

会社は手が足りていない
あなたは仕事がほしい。

下手にクラウドソーシングで発注するよりも
やはり顔が見えれて近くに住んでいる人のほうが仕事はしやすいのは明白です。

すぐに仕事に繋がらなくても良い外注はストックしておきたいもの。
仕事を発注してもいいかなと思えるだけの要素を持ってアタックしてみてください!

2-3.スキルない人にオススメは異業種交流会

私はそんな高いスキルは無いけど…と不安な方は異業種交流会へ!

同業種の集まりだとレベルの高い人ゴロゴロいますが、
異業種交流会とかだとそもそもWebサイトをとりあえず作って欲しい!ってレベルの相談も多く
その業界知識がある人間として相談に乗るだけでも気に入ってくれる人もいるでしょう。

たしかにハイレベルなことはできないかもしれませんが、
親身になって話を聞いたりなどして、知識のない人をサポートするといったことを代理店など挟まず直接することになります。

うまく行けば末長く付き合えるクライアントに恵まれたり、
良い商品、サービスを持ってる企業を支援するなど貢献度感の高い仕事ができるかもしれません。

【2017/02/07追記】
定期的なフリーランスの交流会「フリーランスNight☆」を始めました!詳しくはコチラ

2-4.経営者の集まり

異業種交流と少し違いますが、経営者の集まりというのは
将来会社にしたい、組織にしたい、稼ぎたいといった目標がある方にはオススメです。

周りに経営者ばかりになるので意識はそれなりに高くなりますし、新参者を可愛がってくれるでしょう。

仕事を発注してくれたり、クライアントを紹介してくれたりも珍しくありません。

また、自分のやってること、将来やりたいことなどをたくさん話してくれますので様々な考え方や経営手法など学ぶことができ色々な業種の知識が手に入ります。

ちなみに僕は、お酒の付き合いとか豪華さとかは好きではないのでこの手の集まりは参加しておりませんw

2-5.勉強会やセミナーに参加する

ここでいう勉強会というのはWordPressとかjQueryなど同業者向けではなく、Webサイトの活用やWebマーケティング、SNSの活用などクライアントの利益に繋がりやすい勉強会やセミナーです。

悩みを持った方々が参加してるので当然周りの参加者と名刺交換などすれば問題を解決して欲しい!という方は多いです。

親睦会に参加し、自分の知識で悩みを解決できる人を探してみてください。

人のつながりあってのスキルなので、
リアルでもWebでもいいので大事にしましょう。

3.Webから編

今度はWebから仕事に繋げることをお伝えしていきます!
人と社交的に喋ったりするよりも、自分のことを理解した人に来て欲しい、
飲み会とかトークが苦手という方向けです。

Webで仕事を手に入れるという点と合わせて、一度お会いしてリアルでは決まらなかったがWebサイトを見てもらって決まった!という流れを作るための考えです。

3-1.お客さん目線の悩み解決の記事を書く

ブログで人からよく受ける相談などをまとめていきましょう。

商品売るなら楽天がいいのか?
Webサイト発注のポイントは?
Webサイトの担当者が気をつけないといけないことは?
企業としてtwitterとかはどうやって使うのか?
ブログはどこのを使えばいい?

この辺のシンプルな内容は知っていればいくらでも情報が出てくる内容ですが、
知らない人からすると

「なんて検索すれば…」

ということも結構多いです。

誰かの役に立つ記事を書いて公開し、
記事の終わりに「悩んだらご連絡ください。」と明記するだけても効果はあります。

クリエイター系の多くはデザイン重視でフロンドリーさに欠ける距離感の遠いものが多いので分かりやすく役に立つ内容を公開していきましょう!

数が貯まれば努力してることか見える形で残るのでこの継続性もまた一つの実績となります。

問い合わせを頂くために
ガンガン多くの人に役に立つ情報など価値を提供してください。

3-2.自分が将来考えていることを書く

何もスキルやできることだけが決め手になるわけではありません。

「どんなことを社会に提供したいか?」

この答えが明確にある方はなかなか少数ですが、軸がある方はやはり強い。

これも一つのUSPになりますし、
他の方よりスキルが低くても応援したいという人が集まる場合もあります。

○○の素晴らしい技術を広めるためにWebサイトを提供したい
○○の理解を増やすために活動したい

ちなみに僕は「クリエイティブな人に幸せを」という理念で活動しています。詳しくはプロフィールにて。

共感、賛同を得られるものを目指している方は自ずと仲間に恵まれていきます。

これも一つの個性として理念やビジョンを明確にしてはいかがでしょうか?

参考記事:
フリーランスでも「理念」が必要という話。

3-3.実績をテキストレベルでもいいのでとにかく載せていく

しっかり画像を載せる実績ももちろん大切ですが、フリーランスであれば下請けで公開できない仕事も多いでしょう。

そんな時は一言でテキストでいいので

○○系のWebサイト構築(WordPress)
オープンソースのWordPressを利用しクライアントが更新可能なWebサイトを構築しました。

ぐらいシンプルなものでプロフィールなりどこかでいいので淡々と書き続けてください。

それなりの数になれば内容云々よりも数が効果を生みます。
見せる仕事が少なくてもクオリティのイメージ

3-4.自分で勉強会やセミナーを開く

先ほどの2-5の自分で主催バージョン。

勉強会やセミナーを開催するには高度な知識やスキルが必要なのでは?と思うかもしれませんが、
セミナーの内容に求めてるものはプロからしたら当たり前のようなことだったりするぐらい
敷居が低いことだったりします。

無いなら作ろう!って発想ですね。
ぶっちゃ参加人数は1〜2人でも最初は十分です。

自分が出来ることを一度に多くに共有でき、
もし問題を解決したいと参加者が思えば依頼してくるというスムーズな流れです。

またセミナーや勉強会の開催実績も出来るのでこれも大事なポートフォリオです。
気がつけばあなたの言葉はお金を払う価値があるという認識ができていくでしょう。

4.自分にあった営業の仕方を考えよう!

どうでしょ?w
少しは仕事を取るイメージはできたでしょうか?
(難しいなと感じる人は自分の業界に置き換えてみてください)

フリーランスで仕事を獲得する方法はたくさんありますが
一つの方法として参考になればと書いてみました。

仕事を獲得するということに苦手意識を持たず、
分からないからこそやってみよう!感触を確かめてみよう!ぐらいの感覚が大切です。

手始めに週末にする仕事を獲得するのにチャレンジしてみると良いでしょう!

でも忘れて欲しくないのは営業というのは戦術であって戦略ではありません。

もっと大きな視点で戦術の結果どういうことが起きるのか?
そういったマーケティングや経営の視点から考えた上で戦術(手段)を実行しないと
ただ単に毎日繰り返すだけでなんのためにやっているんだろうかとなってします。

理想なのは自分がほしい仕事が勝手にやって来る。
そういったブランドを頑張って作る意識を持ちましょう!

でわでわ^^

p.s.ちなみにちゃんとした人であれば、営業する必要がないぐらい人のつながりがあって独立するほうが普通ぐらいの感覚でいててください。

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