坐禅入門
なんばパークスをふらふらしてると「坐禅入門」なるものを発見し、
気になって気になって仕方なかったので行ってみましたw
そもそも座禅とは何か?
wikipediaによれば
坐禅(ざぜん)とは、姿勢を正して坐った状態で精神統一を行う、
禅の基本的な修行法。「座禅」とも表記されるが、正式には「坐」の字を使用する。
とある。
ちなみに瞑想(めいそう)と勘違いする人が多いそうだが、瞑想は眼を閉じて思考するが
坐禅は目を開いたまま行うで少し違う。
どうして僕が坐禅に行ってみようなんて思ったのかというと
なんかどこかですっごい成功者の人とかは頭をからっぽにする時間を持つとか
見たような気がするからだ。釣りをしてぼーっとするとか。
少なくとも自分にとって何かしら有益にはなるだろうと思って行ってきました。
なんばパークス産経学園
なんばパークスの5Fの本やの奥に「産経学園」というものがある。
参考:なんばパークス産経学園
まぁよくある色々なことが学べるカルチャースクール。
ひたすら坐禅
何をやったかというと基本的にはひたすら坐禅をやってました。
どんな流れだったかというと・・・・すみません、実は5分ほど遅れてしまいました><
参加者は僕を合わせて3人。
30は超えてそうな女性が2人でした。
和尚さんは京都の嵐山の方のお寺の方だとか。
到着するなりいきなりスタート。
ポイントは
・足を組み背筋を伸ばす
・目は半目ぐらいで、自分の1.5m先ぐらいの床をじっと見る
・ 手を合わせて円を作り、お腹につく形でストンと落とす(お腹と触れたまま)
・呼吸は自然な感じでややゆっくり。
という感じです。
15分毎ぐらいで軽く休憩がありました。
坐禅してる間はひたすら和尚さんがしゃべります。
坐禅、三蔵法師、自分のお寺の話 、震災の次の日だったこともありその話もありました。
印象に残っているのはお寺の修行僧の話。
起きる時間は決まっていて、早く目が覚めたからといって
ひとりが勝手に起きてはみがきしにいくとかないそうだ。
決まった時間になると一斉に起き、集団で行動する。
朝お茶を飲むそうだが、このお茶はリーダーが飲み終わる前に弟子は
飲み終わらないといけないそうだ。
でも下っ端は最後まで布団を片付けたり、順番的に遅くくるため、
お茶を飲む時間は限られている。
でもリーダーは下のものに目を配り、たとえ自分が飲み終わっても、
弟子たちが飲む様子を見てコップを置く時間を調整するのだとか。
厳しいルール社会ながらも、リーダーがきちんと下のものに目を配る。
そういう習わしはこんなところでも行われていたんですね。
とまぁそんな雑談を話してくれてました。
坐禅の間、音は禁物
坐禅をしている間は音を出してはなりません。
はじめ、休憩といった指示は和尚さんが”音”で合図します。
火の用心 とかいいながら叩く木のアイテムみたいなのをお持ちでした。
いっかいパチィ!と鳴ったら初め、2回パチパチィと鳴ったら 休憩みたいな。
木の棒登場
中盤になった頃、いろいろ漫画とかで見たことがある
木の棒が登場しました。ついにキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! という感じですw
どうやらいきなりバチコーン!っと叩かれるようなものではなく、
きちんとコレにもルールがあるそうです。
自分が眠い、ヤバイなと思ったら、
音をたててはいけないので、胸の辺りで手を合唱します。
すると和尚さんがゆっくりと自分の前に来てくれます。
そしたらぐっと背中を見せるように前かがみになり、
両肩に バチィ!!と気合を入れてくれます(笑
個人的に最も興奮した瞬間(笑
初めてなので軽めでと言われてたのですがそこそこ痛かったですw
終わったらまた手を合わせ、軽く礼をします。
坐禅をやって
さて、結局坐禅を通じて何を得たとことです。
心を無にして、呼吸を整え、静かな空間というのは非常に引き締まった空間です。
あくまで”僕が”という話ですが、こういう状況の時こそ自分に対して質問を投げかけ、
自分の本心を聞けるような感覚を覚えました。
またゆっくり呼吸というのは体の正常化をはかることもあり、
自分の体のおかしな点を改善してくれます。
坐禅じゃなくてもいいですが、意識的に時間を作って習慣化することで
自分の健康にとってプラスになると思います。
あと背筋を伸ばす理由の1つに和尚さんが
「前かがみになっていたら、内蔵を圧迫して負担をかけてしまいます」とおっしゃっていました。
その後僕は妙に前かがみにならないように気をつけるようになりました(笑
近い感覚でいうと整骨院に行ったときに足組むのは絶対駄目!って言われたような感じですね。
以上坐禅入門レポでしたー!
参考:
坐禅 Wikipedia
坐禅の作法