こんにちは、カッシーです。
最近本が読むことが増えてきたこともあり、
以前から電子書籍に興味関心がありました。
かれこれ一ヶ月ぐらい前の話なんですが
AmazonからでているKindle PaperWhiteが「反射光」を採用した
ディスプレイということを知り、欲しくなって買っちゃいましたw
今回の「透過光・反射光」の話は人に話すと面白いと言ってもらえるで、この度ブログ記事にしてみました。
「画面で見るより印刷したほうが間違いに気づきやすい」と思ってる人はこの記事を読むと理由が分かって幸せになれる・・・かもw
目次
・透過光と反射光の違い
・反射光による”分析”モード
・透過光による”クリエイティブ”モード
・数字や間違い探しといったチェック系は紙に印刷しよう!
・というわけで反射光のKindlePaperWhiteを買いました!
透過光と反射光の違い
そもそもですが皆さん透過光・反射光って知ってますか?
実は普段日常でこれらの光に自然と接していますが、これらに違いがあるということを恐らくほとんどの人が意識したことがないんじゃないでしょうか?
僕もなんとなく違いがあるんだろうなーと考えていて色々調べていて、透過光と反射光について知ることができました。
例えばプロのライターさんなどがそうなのですが、間違いを見つけるときは印刷して校正したほうがミスを見つけやすいというのは当たり前の話です。デザインなどでも同じなんですがこれらの原因はよく「俯瞰(全体を見渡せる)できるからかな?」「紙とインクの質感?」とかぐらいで片付けられています。
ディスプレイで見ている画面と紙とでは一体何が違うのか?
その1つの理由として言われているのが「透過光」「反射光」の脳のモードの違いです。
一般的に「透過光」とはパソコンやスマートフォンのようは、ディスプレイを透過して直接目に入ってくる光の類を言います。
逆に「反射光」とはプロジェクターや本(紙とインク)のように、周りの光が反射して目に入ってくる光の類を言います。
ざっくりいうと以下の様な感じ。
反射光では脳が「分析モード」になり、
透過光では脳が「クリエイティブモード」になります。
※分かりやすく僕が勝手に分析モード、クリエイティブモードと言うてますw
※詳しくは後述
テレビやパソコンiPadやスマホは「透過光」ですが、
Kindle PaperWhiteは液晶技術に「反射光」を取り入れた端末なんです。
文字では説明が難しいのですがKindlePaperWhiteは、直接目ではなく、画面側を照らしてそれが反射して目に入っていくるような仕組みになっています。
反射光による”分析”モード
反射光は「分析モード」となります。
目に入ってくる情報を常にチェックして処理する状態になっているので、ミスを見つけるのに向いています。
仕事で言えば、文章の校正やデザインの比較といった間違い探し的な用途に使うと良いでしょう。プロのライターは必ず文章のチェックは印刷してチェックしますし、プロのロゴデザイナーは必ず数パターンを印刷して壁に張り出し、厳しくチェックします。
このように「何か問題はないかな?」という前提で情報を見るモードにできるのが「反射光」なんです。
ちなみに良く「目標は紙に書いて貼れ!」なんて言いますが、目標を紙に書いて貼るという行為はこの反射光になるため、その書かれた目標を常に分析するようになるんですね。パッと見た瞬間「どうやったらこの目標達成できるのかな」って無意識に分析し、考えるようになります。
新聞を良く読む子が頭がいいというのはインプットもそうですが、何故そうなんだろうと考える力がついているのかもしれませんね。
透過光による”クリエイティブ”モード
透過光はテレビはパソコンのディスプレイ、スマートフォンやiPadなどのことをいいます。透過光は「クリエイティブモード」(と、僕は呼んでますw)で、入ってくる情報をありのままに受容かつ、くつろげるモードになります。
リラックスし、ざくっと全体を把握したり、細かいことより大まかな情報をインプットし、アイデアを膨らましざっくり大枠を作るといった脳のモードになるのがこのクリエイティブモードです。
とにかくざっくり大枠を作るという意味ではデザインやビジネスモデルの構築とか提案書やシナリオの骨子だったりなどなどに有効です。
透過光は物事を受け入れるモードなので、よくある「テレビやネットで書かれてることを信じすぎ」なんて風潮もこれがもしかしたら影響しているのかもしれませんね。同じように近年受け身の人が増えている影響にテレビや電子端末の普及も少なからず影響しているのかも?結構この関係などは奥深いかもしれませんねーこれw
数字や間違い探しといったチェック系は紙に印刷しよう!
透過光・反射光の効能を踏まえると、数字やデザインのミス、誤字脱字といったチェック系はやはり印刷して紙で見るのが理想ですね。
パソコンでデザインやイラスト、文章を作っている時はクリエイティブモードで受容的な状況なので、良さそうと感じ、いざ出力してみるとなんか違和感を感じるというのも分析モードになっているからだと思われます。
物凄く時間が無い短納期案件などで、デザインを一晩寝かす余裕がない場合なども、印刷してチェックすると、気持ちちょっとは冷静に判断できたりするかもです。
マンガ「バクマン」でもありましたが、秋人がシナリオを作る際、パソコンである程度作って整理したほうが作りやすいっていう話があるのですが、恐らくこの透過光・反射光の使い分けを様々なプロの人たちは経験上で無意識に使い分けているのかもしれません。
人に提案するといった受容してもらうようなケースの場合、パソコンのようが画面で見せるのがありなのかもしれません。この辺一概に全部がそうだ!とは言えませんが、工夫すれば上手く適材適所に効果的に使えるかもしれませんね。
人間の目はトリックアートなどでそうですが、かなり勝手に補間しちゃうような入力装置(笑)なので、より精度の高い精査が必要ならばディスプレイ→紙といった風に媒体を変えたりしたほうが良いでしょう。
まぁそもそも論ですがやはり他人チェック+紙出力がある意味効果的かもですね。
というわけで反射光のKindlePaperWhiteを買いました!
ぶっちゃけ機能面で言えばKindleFire系やiPad miniで良い。
でも「電子書籍」を本当の意味で本(紙)の変わりとして体感するならKindlePaperWhiteのような反射光タイプの端末をオススメします。
ポイントが高い点としては、バッテリーが1日しか持たないような透過光端末に比べると、KindlePaperWhiteは約一週間近く持つし、軽いため非常に通勤のお供としては優秀ですよ!w
KindlePaperWhiteはインクを電気で動かすという手法なため、スキャナでスキャンすることもできるんですが、もっと研究が発展してぜひカラーの反射光の液晶ディスプレイを作って欲しいと思います。
というわけでここぞという時、
分析が必要なら「反射光」を、
アイデアをとりあえず形にするなら「透過光」をうまく利用して脳を効果的に使いましょうー!
以上AmazonでポチポチKindle本を買うカッシーでした。
追記:
透過光という言葉は写真のライティングではメジャーな言葉なようです。
玉ちゃんのライティング話 | 第10回 透明物の透過光撮影と黒締め | Shuffle by COMMERCIAL PHOTO
参考: